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[経営者たち] 梁井恭三 
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(株)ヤナイ薬品二代目社長


【社長在任期間】
1965年(昭和40年)~1985年(昭和60年) ヤナイ薬品(株)((株)梁井一心堂)


梁井恭三(やないきょうぞう) 梁井一心堂の二代目当主。1947年、薬剤師となり入社。父 益蔵、副社長となった兄 謹二とともに戦後の再建をゼロから推し進め、梁井一心堂を近代企業へと導いた。1965年、社長に就任。益蔵の遺志を継ぎ、吉村薬品・宮崎吉村薬品・ヨシマツ薬品との統合に積極的に携わり、医薬品卸ダイコー、アステム設立の道筋をつけた。

梁井恭三
1920年(大正9年)11月誕生
2002年(平成14年)死去


生涯のあらまし

【経歴・お人柄等】

梁井恭三(やないきょうぞう) 梁井一心堂の二代目当主。1947年、薬剤師となり入社。
終戦後、空襲によって店舗・商品・自宅の全てを失った梁井一心堂の再建を、焼け跡のバラック小屋から、父 益蔵、副社長となった兄 謹二とともに推し進め、苦労の末 再建を果たした。
1965年、社長に就任。二代益次、吉村陸郎、吉松和夫といったダイコーグループの経営者たちと親交が深く、その人脈を活かして吉村薬品・宮崎吉村薬品・ヨシマツ薬品との統合に積極的に携わり、父 益蔵の遺志を継いで医薬品卸ダイコー、アステム設立の道筋をつけた。社長就任後は支店網の整備や、九州道とのアクセスに優れた吉野町に新本社を建設するなど、梁井一心堂・ヤナイ薬品を近代企業へと導いた。

1985年(昭和60年)実弟の洋之介に社長を譲り相談役に就任、その後もダイコーグループの重鎮として、後輩たちを見守り続けた。
厳格な指導者として知られたが、休日には自宅のカラオケルームに社員を招き、下戸でありながら皆が盛り上がる姿を眺めるのを何よりの楽しみにするなど、素顔の恭三は優しく温かい人柄で、誰よりも社員と家族を大切にする経営者であった。




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