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[各社の歴史] (株)グリーンウェーブ 
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設立:1993年(平成5年)大分市



歴史の概要

九州での薬局・薬店をサポートするボランタリーチェーンの本部会社

福岡県、大分県、宮崎県、鹿児島県、熊本県の薬局・薬店をサポートするボランタリーチェーンの本部会社で、1993年(平成5年)に設立された。(1)コンピューターの共同利用による情報提供・販売事業、(2)経営合理化・販売促進等に関するコンサルタント事業、(3)各種医薬品・健康食品・医療用衛生用品・医療用器具・試薬・毒劇物・日用雑貨・化粧品等の共同仕入・仕入斡旋・販売に関する事業、およびこれらの事業に付帯する一切の事業を行っている。



(株)グリーンウェーブロゴ


詳細

1980年代半ば、高齢化が進む中、国民の健康への意識は確実に高まり、しかも健康へのニーズの多様化も相まって、一般用医薬品市場を取り巻く環境は「量から質」へと大きく変貌しつつあった。また、量販店の大型化、企業化や協業グループの拡大進展などのため、卸・小売業界では二極分化が急速に進行し、さらに業種間競争も激化していた。

このように厳しくなる市場環境に対応するため、1986年(昭和61年)4月、大分の志を同じくする薬局・薬店を対象としたDSS(ダイコー・スタンプ・システム)グループを結成した。これが(株)グリーンウェーブ大分の前身である。その後エリアの拡大を目指し、1986年(昭和61年)5月福岡に大信グループ((株)ヘルシーBOXの前身)、1987年(昭和62年)4月鹿児島に(株)スターネット、1988年(昭和63年)11月熊本に(株)キングスを次々に設立し、1991年(平成3年)4月には宮崎薬業システム協同組合と提携をした。そして1991年(平成3年)8月、これらをまとめて「グリーンウェーブ・グループ」と命名した。

1992年(平成4年)7月グリーンウェーブ・グループを大分・鹿児島・熊本・宮崎・福岡という「ブロック制」にし、1993年(平成5年)各ブロックを統括する本部として(株)ジーダブルを大分に設立した。2005年(平成17年)7月(株)グリーンウェーブに改称した。

グリーンウェーブの事業内容は、(1)コンピューターの共同利用による情報の提供および情報の販売に関する事業 (2)経営合理化、販売促進等に関するコンサルタント事業 (3)各種医薬品・健康食品・医療用衛生用品・医療用器具・試薬・毒劇物・日用雑貨・化粧品等の共同仕入れ・仕入斡旋・販売に関する事業 (4)前各号に付帯する一切の事業を主たる業務としている。

加盟店を取り巻く環境は厳しさを増し、業界内の格差現象はますます顕著になると予想されている。ネット販売解禁により大手ドラッグの参入も強化され、販売価格の問題についても的確に対処する必要がある。生活者の薬に関する選択肢は複雑化しており、その対応の基本は薬局・薬店としての専門性の発揮である。グリーンウェーブは加盟店の「相談応需機能」と「情報提供機能」を高めるために支援機能を拡充して、加盟店が地域に密着し患者ニーズを満足させる「かかりつけ薬局・薬店」として存在感を高められることを目的としている。




沿革

1986年 昭和61年 4月 大分にDSSグループ結成 [(株)グリーンウェーブ大分の前身]
1986年 昭和61年 5月 福岡に大信グループ結成 [(株)ヘルシーBOXの前身]
1987年 昭和62年 4月 鹿児島に(株)スターネット設立
1988年 昭和63年 11月 熊本に(株)キングス設立
1991年 平成3年 4月 宮崎薬業システム(協)と提携
1991年 平成3年 8月 グループを「グリーンウエーブ・グループ」と命名する
1992年 平成4年 1月 「生き生きダイエットシステム」取り扱い開始
1992年 平成4年 7月 グリーンウェーブグループ「ブロック制」設置  大分・鹿児島・熊本・宮崎・福岡・筑後(久留米・長崎)
1993年 平成5年 10月 各ブロックを統合、大分に本部を設置
2005年 平成17年 4月 西日本ファルマとのシステム業務提携(新POSレジでスタート)



歴代経営者

森田豊久
任期:2005年(平成13年)~2007年(平成19年)
小若女裕
任期:2007年(平成19年)~2009年(平成21年)
中谷圭吾
任期:2009年(平成21年)~2012年(平成24年)
矢野賢二
任期:2012年(平成24年)~2019年(令和元年)
阿座上登
任期:2019年(令和元年)~



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