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[経営者たち] 藤村哲朗 
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藤村薬品(株)三代目社長


【社長在任期間】
1969年(昭和44年)~1996年(平成8年) 藤村薬品(株)


藤村哲朗
1929年(昭和4年)誕生
1996年(平成8年)死去


生涯のあらまし

【経歴・お人柄等】藤村哲朗は、1929年(昭和4年)二代目藤村萬作の長男として長崎市に生まれた。1950年(昭和25年)、熊本薬学専門学校を卒業して藤村商店に入社すると、二代萬作から、近代経営を学ばせるため神戸の三星堂での修行を命じられた。1969年(昭和44年)、三代目の社長に就任、哲朗は三星堂で学んだ収益性重視の経営を実践し、藤村薬品の経営体質は着実に強化された。経営が安定化すると積極策に転じ、県外進出や支店の新築、物流体制の強化と駐車場の確保を目的に、郊外の田中町に本社を新築移転した。その後も積極的経営を続け、長崎における藤村薬品の地位を不動のものとした。1996年(平成8年)、長男昌憲に社長を譲り会長に就任。その4ヵ月後に永眠。豪快で親分肌の社長として社員から慕われた。若い頃は日本酒が好きだったが、ある日得意先との宴席で泥酔し記憶が全くなくなったことをきっかけに、社長としての自覚が足りなかったと反省、それ以来、薄いビールに氷を入れて飲むなど、強い酒には一切手を出さなかったという逸話が残されている。



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